儲かる乗り物は、旅客列車、トラック、貨物船です。赤字のリスクが高いのが、貨物列車と旅客船です。詳細は経営をご覧ください。
ここでは、鉄道は旅客用、道路はトラック用という前提で書きます。
(1) 駅を作る
(2) 線路を敷く
(3) その線路に列車発着所を接続する
(4) [路線マネージャー]で路線を設定する
(5) 列車発着所で車両を購入する
(6) [車両マネージャー]で車両を走らせる路線を設定する
鉄道もバスも基本的に同じです。
駅や産業などに道路を接続させる際、カーブで微妙に位置が変わることに注意が必要です。
例えば、左図のようにぎりぎり点で接続させても、中図のように道路が延びてカーブになると接続が切れます。右図のように線で接続させた方が確実です。
急カーブや傾斜があると、車両の速度が落ちます。線路はできるだけ直線にし、カーブもできるだけ緩やかにした方が良いです。これが基本です。
どうしても急カーブを作らざるを得ない時は、駅の近くが良いです。駅に到着する時も、駅から出発する時も、どうせ最高速度は出せません。
駅周辺に高低差がある場合は、駅を高い位置に建てた方が良いです。駅に来る列車は上り坂で減速し、駅を出た列車は下り坂で加速します。もちろん、土地を平坦にしてから建設するのも良いです。
線路を敷く前に.キーを押すと、線路の高度を上げます。,は下げます。橋が架かる場合は、橋の種類を選ぶこともできます。
駅を建設する際も、同様の操作で高度を変更できます。
線路を仮敷設して、←のアイコンを押すと、線路の延伸側を上げたり下げたりできます。
また、MやNを押すと、線路の中央を上げたり下げたりできます。線路や道路を跨ぐのに便利です。
目的地まで一気に線路を敷こうとすると、地形や費用を無視して最短距離で繋ごうとします。特定の土地を迂回したい場合や建設費を考慮して敷きたい場合は、分割して敷いた方が良いです。
線路を敷く際、nm,.キーで高さを変えて、安い建設方法を確認すると良いです。ちょっとの手間ですが、それなりに建設費を節約できます。
道路や線路を敷く際、始点と終点だけでなく、始点から終点までどうマウスを動かしたかも影響します。
この画像は、左上の道路端から道路に沿って右、下へとマウスを動かした場合です。ほぼ直角三角形になっています。
こちらは、左上の道路端から左下、下、右、上へとマウスを動かした場合です。緩やかなカーブになっています。
道路も鉄道も直線が最も効率が良いですが、道路や線路を敷く時、なぜか微妙にカーブができてしまうことがあります。カーブができる原因は、既存の道路や線路から延伸した場合です。
直線の道路を敷く方法は簡単です。何もない2か所を直線で敷き、それから既存の道路に接続するだけです。
Transport Fever 2は、2都市間で旅客列車を往復させるのが良いです。都市が3つあっても、環状線を作るより、3つの路線でそれぞれ旅客列車を往復させるのが良いです。
その理由を具体的に解説します。運賃は駅間の距離で決まるため、正三角形の環状線だった場合、2駅分乗せても1駅分の運賃になります。正六角形の環状線だった場合、3駅分乗せても2駅分になります。これでは利益が出ません。
上図のように、それぞれの都市に直通の路線を作れば、乗客全員が次の駅で入れ替わります。各路線の乗客数に合わせて車両数も調整できますので、利益を最大化することもできます。
単線でも、区間の中央で行き違いを可能にすれば、列車を2本走らせることができます。しかし、確実に行き違いするには信号機が必要で、信号機による停車と発進でタイムロスが発生します。
それよりも、もう少しお金をかけて、複線にした方が良いです。複線なら余計なタイムロスがありませんし、列車を3本以上に増やすこともできます。
矢印は信号機です。信号機があると、次の信号機までの区間に別の列車がある場合、その区間の手前で止まります。駅の手前に信号機を作っておけば、駅で列車同士がぶつかるのを防ぐことができます。
この図のように4か所信号機があると、3本の列車を走らせることができます。信号機を増やせば、さらに列車を増やすこともできます。人や物資を大量に輸送したい場合は、複線が効果的です。
工場 生産
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駅 駅
トラック駅などは、物資を積み降ろせる範囲があります。物資を積むトラック駅も物資を降ろすトラック駅も、できるだけ手前の方に作れば、運搬距離がかなり短くなります。
工場 生産
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駅 駅
これは貨物検証で判ったことですが、あえてトラック駅を遠めに作ることで、収入を増やすこともできます。運搬の効率が悪くなった分、トラックを増やせば、さらに利益が増えます。
ようするに、貨物は近くても遠くてもどちらでも良いということです。
工場 生産 都市
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工場と生産地と都市が一直線に並んでいる場合、都市から工場へ帰るついでに、生産地の物資を工場へ運んだ方が効率的です。下がその具体的な設定です。
1で穀物を積んで、2で穀物を降ろし、3で同じトラック駅にある食料を積んで、4で食料を降ろします。
この画像の時は2で降ろして3で積みましたが、2の時に積み降ろしを両方行った方が効率的です。種類の異なる物資なら、降ろす作業と積む作業をその場で連続して行うことができます。
穀物の方が食料よりも輸送量が多いので、農場と食品工場を往復する路線も別に作っておきます。
線路と道路が交差すると、踏切ができます。踏切は渋滞の原因になりますので、できれば陸橋で越えた方が良いです。
車は列車よりも加速が速く、最高速度が低いので、陸橋を作るなら道路の方が良いです。
貨物が物資を積み降ろせる範囲は、道のりで決まります。利用法は色々とあります。
例えば、都市に物資を降ろす場合、道路を追加するだけで、物資が届く範囲が広がることがあります。都市の道路は自動的に延伸しますが、プレイヤーの手で修正した方が良いこともあります。
都市に旅客駅を建設する場合も同じです。特定の位置に道路を追加するだけで、駅を利用する市民が増えます。
貨物船の場合はさらに効果的です。産業が海沿いや川沿いにない場合でも、多少の距離なら貨物港と産業を道路で繋ぐだけで、物資が届くようになります。具体例は、熱帯島の実例をご覧ください。